textile artist清水まゆみのワーク・ライフヴァカンス
フェルトソープづくりは、短い時間でのワークショップや、羊毛がフェルトに変化する『ウールマジック』を気軽に体験できるフェルト作りの入門編にはもってこいのワークショップアイテムです。 さてそのフェルトソープとは? 固形石鹸をふわふわの羊毛で包んで、お湯をかけてこする。すると石鹸の周りの羊毛がフェルトになる。そのフェルトのお洋服に包まれた石鹸のことです。
私は固形石鹸大好き。 石鹸を泡だてていると、両手も気持ちもシアワセに包まれます。 でも、溶けた石鹸がソープホルダーにくっついてドロリ感が出てくると悲しくなるし、使って小さくなったチビ石鹸の、干からびそうになっている姿には胸が痛みます。 それでも固形石鹸はやめられない。
そんな固形石鹸派にはマストなアイテムだと、知り合いが自信を持って勧めてくれたのがこのフェルトソープでした。 手軽に作れて使い心地はとても良い。石鹸が溶け出さないし、最後の最後まで使いきれる。そして石鹸を使ってしまった後に残った小さなフェルトの塊を、アクセサリーにするのも素敵です。
春休みと夏休みに小学生さんたちを対象に、このフェルトソープのワークショップを開催しました。 自分の好きな色の羊毛を選んで、模様をつけて、羊にまつわる私のおしゃべりを聞きながら、シャカシャカこすって。
そうやって出来上がったフェルトソープを皆さん嬉しそうに撫でていました。 「持って帰ってお母さんに見せたら、喜んでくれたのが嬉しかった。羊さん好きになりました」と、お葉書もいただいちゃった。嬉しいなあ。
固形石鹸派の方へ、私からもオススメのフェルトソープ。裸の石鹸には戻れなくなるかも。。。 (photo by Mari Takazaki)
2020.07.29
2020.06.23
2020.03.14